エンジニアが企業で勤めている状況からフリーランスを始める際、仕事への強制力のギャップを認識しておくことが重要だ。

企業で働いていると、否が応でも与えられた仕事をこなしていかなければならない。
それができない場合には残業が増えるか、減給を受けるか、さらには解雇されるかといった対応をされてしまうためだ。

しかし、フリーランスの場合には仕事に対する強制力はなく、働かない自由も手に入れることになる。
働けば収入が入り、仕事を手に入れなければ収入が入らないだけで特に咎めがあるわけではない。
仕事が嫌になってしまうと延々と収入がない状況が続いてしまうリスクがあるため、いかにして仕事へのモチベーションを維持するかを考えておくことが必要になるだろう。

モチベーションを維持する方法は様々だが、短期目標を常に持つように心がけるのが有効だ。
エンジニアとして成長したい、お金を稼ぎたい、色々な仕事に携わってみたいという希望があるなら、それに合わせて短期的に達成できそうな目標を立てて働くと、モチベーションを失わずに済む。
達成できたら次の目標を立てるということを繰り返していけば、自然に仕事を手に入れて働く形を作り出すことができるだろう。

このような独立準備をしておくことが、モチベーションを失わないためには必須だ。
自分が何のために働いているのかという根本的なところから考えておくと、長期的に働けるようになるだろう。